食品加工学 8

1 非遺伝子組換え食品には,「遺伝子組換えでない」の表示が義務づけられている.
2 義務表示対象農産物は大豆,とうもろこし,ばれいしょ,アルファルファ,てん菜,なたね,綿実,パパイヤの8品目がある.
3 遺伝子組換え食品については,食品衛生法により,「遺伝子組換え」または「遺伝子組換え不分別」との表示の義務付けを規定している.
4 遺伝子組換えでできる作物には他の生物由来の遺伝子(外来遺伝子)が残るが,ゲノム編集でできる作物には外来遺伝子は残らない.
5 ゲノム編集技術を用いて最終的に得られた生物に,細胞外で加工された核酸が残存していない(従来育種でできたものと同等な)生物を使用する場合は,カルタヘナ法の対象外となる.
6 チーズ製造に用いるレンネットのうち,動物由来レンネット,微生物由来レンネット,遺伝子組換えレンネットの使用は認められている.