基礎栄養学 3

1 生物学的消化とは,食塊を破砕・混合することである.
2 胃液分泌は,迷走神経が亢進すると促進される.
3 ガストリンの分泌は,胃に食塊が入ると抑制される.
4 ガストリンの分泌は,セクレチンによって促進される.
5 ガストリンは,胆嚢からの胆汁の分泌を促進する.
6 ガストリンは,胃の運動を抑制する.
7 胆汁酸分泌は,ガストリンにより促進される.
8 セクレチンの分泌は,十二指腸内H+濃度の上昇によって抑制される.
9 セクレチンは,ペプシンの分泌を促進する.
10 セクレチンは,胃液の分泌を促進する.
11 セクレチン分泌は,胃内容物が小腸に入ると抑制される.
12 コレシストキニンの分泌は,消化物中のペプチドによって促進される.
13 膵臓からのHCO3-の分泌は,コレシストキニンによって促進される.
14 受動輸送の速度は,細胞内外の濃度差が大きいほど遅くなる.
15 促進拡散は,細胞内外の濃度勾配に逆らって輸送する機構である.
16 吸収された単糖類は,リンパ管を介して肝臓に運ばれる.
17 老化でんぷんの消化吸収率は,糊化でんぷんより高い.
18 でんぷんがα-アミラーゼにより加水分解されると,おもにグルコースが生成される.
19 α-アミラーゼは,チモーゲンとして分泌される.
20 膵液中のアミラーゼは,でんぷんを消化してオリゴ糖を生成する.
21 スクラーゼは,膜消化に関わる.
22 フルクトースは,Na+と共に吸収される.
23 フルクトースは,SGLT1により小腸上皮細胞内に取り込まれる.
24 グルコースとフルクトースの刷子縁膜の輸送担体(輸送体)は,同一である.
25 ジペプチドは,H+と共に吸収される.
26 たんぱく質の消化は,十二指腸から始まる.
27 ペプシンの至適pHは,弱アルカリ性である.
28 トリプシンは,活性型の酵素たんぱく質として分泌される.
29 トリプシンは,エキソ型酵素である.
30 ジペプチドは,Na+を利用して小腸上皮細胞内に取り込まれる.
31 膵リパーゼの働きは,胆汁酸によって抑制される.
32 トリアシルグリセロールの消化は,回腸から始まる.
33 コレステロールの吸収は,胆汁酸を必要としない.
34 長鎖脂肪酸は,能動輸送により小腸上皮細胞内に取り込まれる.
35 小腸上皮細胞内で再合成されたトリアシルグリセロールは,その細胞内でLDLを形成する.
36 小腸上皮細胞に吸収された中鎖脂肪酸は,リンパ管を経て全身に運ばれる.