基礎栄養学 9

1 成人男性の水分は,体重の約80%である.
2 体内水分量は,乳幼児で少なく高齢者で多い.
3 体液は,生体内の水分の約60%を占める.
4 加水分解は,小さな分子(グルコースやアミノ酸)から水分子が取れる反応のことである.
5 食物から摂取する水分は,飲料水として摂取する水分の10%以下である.
6 代謝水は,栄養素が代謝されることにより産生される水分である.
7 脂質が体内でエネルギー源として利用されると,代謝水が生じる.
8 グルコース1 molあたり水は18 mol生じる.
9 不可避尿量は,水分を全く摂取しないと増加する.
10 1日あたり消化管に分泌される水分量は,1 L以下である.
11 不感蒸泄は,汗として失われる水分である.
12 塩欠乏性脱水は,高張性脱水になる.
13 塩欠乏性脱水症では,水は細胞内から細胞外へと移行する.
14 多量の発汗時に水分のみを補給すると,高張性脱水をきたす
15 水欠乏性脱水症では,水は細胞内から細胞外へと移行する.
16 等張性脱水は,臨床上最もよく見られる脱水である.
17 細胞外液に含まれる陽イオンで最も多いのは,カリウムイオンである.
18 体液や血液のpHは,酸塩基平衡により中性(pH7.00)に保たれている.
19 食塩の摂取量が,高血圧と密接に関連している.
20 アンギオテンシノーゲンは,腎臓から血液中に分泌される.