基礎栄養学 10

1 糖質1 gあたりの物理的燃焼値と生理的燃焼値は等しい.
2 たんぱく質1 gあたりの生理的燃焼値は4 kcal/gである.
3 除脂肪体重がわかれば,基礎代謝量を推定することが可能である.
4 体重1 kgあたりの基礎代謝量は,成長期を終えると高値になる.
5 一般に,基礎代謝量は男性のほうが女性よりも高値である.
6 基礎代謝量は気温の影響を受けない.
7 安静時代謝量は,安静に仰向けになった状態で測定される.
8 睡眠時の代謝量は安静時代謝量と概ね等しい.
9 メッツ(Mets)は,身体活動時のエネルギー消費量を安静時代謝量で除して求める.
10 メッツ(Mets)に実施時間,体重を乗じると,簡易にエネルギー消費量を求めることができる.
11 身体活動レベル(PAL)は,1日の総エネルギー消費量を安静時代謝量で除して求める.
12 基礎代謝基準値(kcal/kg/日)に体重(kg)と身体活動レベル(PAL)を乗じると,推定エネルギー必要量を求めることができる.
13 食事誘発性熱産生(DIT)は,同じ重量で比べると,脂肪よりたんぱく質のほうが大きい.
14 食事誘発性熱産生(DIT)は,たんぱく質,糖質,脂質を摂取したときのみに生じる.
15 安静時に最もエネルギーを消費する臓器の一つは脂肪組織である.
16 エネルギー代謝の直接測定法では,呼気ガスや尿中の化合物などの値からエネルギー消費量を算出する.
17 グルコースの燃焼では,酸素消費量と二酸化炭素生産量のモル数は等しい.
18 脂肪酸のみが燃焼したときの呼吸商は1.0である.
19 呼吸商が1.0に近いほど,脂質よりも糖質の燃焼割合が高い.
20 二重標識水法では,尿中の安定同位体の量を測定する.