食品学 Ⅰ [6-2]

1 酵素的褐変反応の阻害方法の一つにブランチングがある.
2 アミノカルボニル反応は酵素的褐変反応である.
3 アミノカルボニル反応はポリフェノールオキシダーゼが関与している.
4 アミノカルボニル反応の最終生成物は,褐色物質のメラノイジンである.
5 アマドリ転位生成物は,アミノカルボニル反応の中期段階で生じる.
6 アミノカルボニル反応は,中間水分食品で起こりやすい.
7 アミノカルボニル反応は,酸性側で反応が起こりやすい.
8 紅茶の着色物質は,茶葉に含まれるポリフェノールオキシダーゼにより酸化されて生成する.
9 わさび,からしの辛味物質はグルコースイソメラーゼにより加水分解されて生成する.
10 レンネットの主成分であるキモシンはκ-カゼインを加水分解する.
11 異性化液糖はグルコースにインベルターゼを作用させて製造する.
12 異性化液糖は清涼飲料水の甘味料として利用されている.
13 ショ糖は転化糖よりも甘味が強い.
14 にんにくは磨り潰すことにより細胞が破壊され,アリイナーゼの働きによりアリルスルフェン酸を生成し,さらに縮合してアリシンとなり,強いにおいを発する.