食品学 Ⅰ [7-1]

1 一般成分とは,水分,たんぱく質,脂質,炭水化物および灰分である.
2 アルコールのエネルギー換算係数は,3.5 kcal/gとしている.
3 酢酸を多く含む食品のエネルギー換算係数として,7.1kcal/gを適用している.
4 脂質量の測定には改良ケルダール法が用いられる.
5 卵類の炭水化物量は,水分,たんぱく質,脂質および灰分の合計(g)を100gから差し引いた値である.
6 ビタミンEの成分値は,α-トコフェロール当量で示される.
7 ビタミンDは,効力を国際単位(IU)で表示されている.
8 日本食品標準成分表は、厚生労働省が調査して公表している.
9 ビタミンの成分項目として,パントテン酸は収載されていない.
10 食物繊維は,水溶性食物繊維と不溶性食物繊維,および両者の合計を総量として示されている.
11 食品成分表には、アミノ酸組成から求めるたんぱく質量が収載されている.
12 脂肪酸組成から求めるトリアシルグリセロール当量が収載されている.
13 糖組成から求める炭水化物量が収載されている.
14 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に言及されているビタミンは,ビオチンのみ収載されていない.
15 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に言及されている微量ミネラルは,すべて収載されている.
16 収載成分項目における炭水化物は,糖質と食物繊維に分けられている.
17 収載成分項目における脂肪酸は,n-6系とn-3系に分けられている.
18 文献等により含まれていないと推定されている成分については(0)と表示されている.
19 食塩相当量はナトリウム量に6.25を乗じて算出した値を示している.
20 FAOは,たんぱく質分析で窒素換算係数による方法が好ましいとしている.