調理学2 [3]

1 肉を長時間加熱すると,筋原線維たんぱく質がゼラチンとなる.
2 ひき肉の結着性を増加させるために,食塩を加える.
3 しょうが汁の利用により,肉質は硬化する.
4 ヒレ肉は,短時間加熱より長時間の煮込み料理に適する.
5 食肉の熟成により保水性が向上する.
6 煮魚の煮こごりは,アクトミオシンの変性によってできる.
7 魚肉に1~3%の食塩を加えると,粘りの強いすり身ができる.
8 魚肉は,水から加熱するより沸騰水から加熱した方が,エキス分の溶出量が多い.
9 筋形質(筋漿)たんぱく質の多い魚は,でんぶに適する.
10 霜降りは,魚に塩をふって酢につけることをいう.
11 卵白を泡立てるときは,砂糖をはじめから加えると泡立てやすい.
12 卵黄の完全凝固温度は,卵白より高い.
13 カスタードプディングでは,砂糖を多くすると凝固が抑制される.
14 マヨネーズは,油中水滴型(W/O型)エマルションである.
15 落とし卵をつくるとき,ゆで汁に食酢や塩を加えると凝固しやすい.
16 生クリームを泡立て過ぎることをオーバーランという.
17 じゃがいもを牛乳中で煮ると硬くなるのは,牛乳中の脂質の作用である.
18 牛乳中のカルシウムは,卵液の熱凝固を抑制する.
19 牛乳を60~65℃以上に加熱すると被膜が形成される.
20 牛乳を加えた卵液の加熱ゲルは,だし汁を加えたものより硬い.
21 大豆を1%の食塩水に浸漬してゆでると,軟化しやすい.
22 黒豆のアントシアニンは,鉄イオンと錯体をつくって色が安定する.