ステップアップ 栄養・健康科学シリーズ
応用栄養学 第2版[1]
1 社会・環境と健康
2 生化学
3 解剖生理学
4 食品学Ⅰ
5 食品学Ⅱ
6 食品加工学
7 調理学
8 食品衛生学
9 基礎栄養学
10 応用栄養学 第2版
11 栄養教育論
12 臨床栄養学
13 公衆栄養学
14 給食経営管理論
15 スポーツ栄養学
1
日本人の食事摂取基準において,栄養素の不足を判断する際に用いる考えを確率論という.
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2
日本人の食事摂取基準の根拠法は栄養改善法である.
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3
日本人の食事摂取基準(2020年版)の策定の目的は,健康の保持・増進,生活習慣病の発症予防および重症化予防に加えて,高齢者の鉄欠乏予防が加わった.
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4
たんぱく質,脂質,炭水化物のエネルギー摂取量に占めるべき割合を示したものをエネルギー産生栄養素バランスという.
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5
日本人の食事摂取基準の対象者のうち,高齢者においてはフレイルに関する危険因子を有していたりしても,おおむね自立した日常生活を営んでいる者は含まれる.
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6
日本人の食事摂取基準において,健康障害をもたらすリスクがないとされる摂取量の上限の値と定義される栄養素の指標は目標量である.
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7
出納法を用いて推定平均必要量を算定している栄養素は,マグネシウム,モリブデンとたんぱく質である.
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8
要因加算法を用いて推定平均必要量を算定している栄養素は,鉄,亜鉛ともう1つはセレンである.
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9
健康障害が報告された摂取量の最小値を,LOAEL(最低健康障害発現量)という.
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10
健康障害が報告されていない摂取量の最大値を,NOAEL(健康障害非発現量)という.
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11
耐容上限量を算定する際に,不確実性と安全率に配慮して栄養素ごとにUF(不確実性因子)で割って求める.
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12
ナトリウム(食塩相当量)の目標量は,実施可能性を考慮して,WHOの基準と国民健康・栄養調査との中間値をとり策定された.
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13
エネルギー摂取量の評価には,体重変化量とBMIが用いられる.
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14
65歳以上の高齢者が当面目標とするBMIの範囲は,フレイルの予防および生活習慣病の発症予防の両者に配慮する必要があることも踏まえ,21.5〜24.9 kg/m2とした.
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15
集団の栄養素摂取量の不足の評価には,推定平均必要量と目標量を用いる.
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16
集団の栄養素摂取量において,全員が下回るべき計画としなければならない栄養素の指標は耐容上限量である.
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17
集団のある栄養素の摂取量の中央値が目安量を下回っている場合,不足の有無やその程度を判断できない.
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18
ナイアシン当量(mgNE)は,ナイアシン(mg)と1/60 チロシン(mg)を足したものである.
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19
妊婦のエネルギー付加量は,総エネルギー消費量の変化量にエネルギー蓄積量を足したものである.
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20
授乳婦のエネルギー付加量は,母乳のエネルギー量から体重増加分のエネルギー量を引いたものである.
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21
外挿法で用いられる,成長期に必要な量を加味して定められた値を構成比率という.
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22
体重1 kgあたりの基礎代謝量を基礎代謝基準値という.
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23
日本人の食事摂取基準の策定の参照値として用いられた平均的な日本人の体格を平均体位という.
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24
1~2 歳,3~5 歳の身体活動レベルは2つに分かれている.
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25
高血圧とCKDの重症化予防を目的として目標量が設定された栄養素は,ナトリウム(食塩相当量)である.
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26
脂質異常症の重症化予防を目的とした望ましい摂取量が設定された栄養素は,コレステロールである.
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27
科学的根拠が不十分で推定平均必要量が算定できない栄養素に算定されている指標は,目安量である.
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28
推定平均必要量とは,集団の50 %の人が必要量を満たす摂取量のことである.
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29
推奨量とは,集団の80 %の人が充足する摂取量のことである.
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30
推奨量を算定する際には,推定平均必要量に推奨量算定係数,または,(1+2×変動係数)をかけて求める.
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