応用栄養学 第2版[8]

1 高齢者は口渇感が低下しているため,脱水に気づきにくい.
2 浮腫の好発部位は,顔面,眼瞼,上肢,下肢である.
3 高齢期では,腹圧の低下や腸の蠕動運動低下により,便秘になりやすい.
4 PEM(Potein energy malnutrition)はたんぱく質が不足した状態をいう.
5 加齢に伴い味覚閾値は上昇し,濃い味つけを好む.
6 加齢に伴い,テロメアの短縮が起こる.
7 閉経後の女性は,エストロゲン(女性ホルモン)の分泌が低下して骨量減少が進む.
8 亜鉛不足は,味覚障害,創傷治癒遅延の原因となる.
9 サルコペニアの診断は,握力測定,歩行速度の測定,筋肉量の測定などで診断する.
10 ロコモティブシンドロームでは,要介護になることはない.
11 高次脳機能障害とは言語や認知,実行機能になどの障害が起こることがある.
12 抗血栓薬(ワルファリン)の服用中は,納豆など(ビタミンK)を多く含むものは避けなければならない.
13 誤嚥しないように,食物嚥下時に顎を上げる.
13 誤嚥しないように,食物嚥下時に顎を上げる.
14 栄養ケアは血清アルブミン3.0 g/dLになったら開始する.
15 高齢者のアセスメントで嚥下造影検査(videofluoroscopic examination of swallowing,VF)は認知機能の確認に使用する.
16 高尿酸血症は,痛風のリスク因子となる.
17 加齢に伴う骨格筋量の減少は,赤筋より白筋の方が顕著である.
18 クワシオルコルでは,エネルギーは比較的保たれるが,たんぱく質が欠乏状態にある.
19 慢性的な栄養不良状態の患者に栄養療法を開始した場合,急速な栄養補給によりリフィーディング症候群(refeeding syndrome)となる場合がある.
20 骨量測定においてはX線を用いたDEXA法(dual-energy X-ray absorptiometry) を用いて測定することができる.