応用栄養学 第2版[9]

1 全身の筋肉は体重の30%を占める.
2 筋線維は大きく遅筋と赤筋に分類できる.
3 通常1分間あたりで体内に取り込まれる酸素量のことを酸素摂取量という.
4 競技者の全身持久力の指標としてだけでなく,一般健康者の身体能力の指標や,相対値として運動強度を示す基準は身体活動能力指標である.
5 安静時の酸素摂取量は体重1 kgあたり2.0 mL/分である.
6 持久系競技の選手の最大酸素摂取量は男女それぞれ,体重1 kgあたり約80 mL/分、女性で約60 mL/分までになる.
7 高地順化とは高地滞在時に呼吸器や循環器の機能強化や造血機能が低下することをいう.
8 筋肉のエネルギー供給システムは,①ATP-CP系,②消化系,③有酸素系の3つである.
9 体内でエネルギー源が利用された際の酸素消費量と二酸化炭素産生量の比率をPFC比という.
10 強度の高い運動時の呼吸商(RQ)は10になる.
11 アセスメントを行う際の体重測定のメリットは,エネルギー出納の指標となり簡便に繰り返し実施できる点である.
12 運動習慣のある人を定期的にアセスメントする場合、体重や体脂肪量が項目として有用である.
13 日本人の食事摂取基準2015年版で示されているエネルギー必要量の算出方法は,身体活動強度を基礎代謝量で割って求める.
14 運動をしている場合の効果的な1日のたんぱく質摂取量の上限は,体重1 kgあたり2.0 g程度までである.
15 日常的なトレーニングを行う場合に,高強度運動時の炭水化物(糖質)摂取量の目安は1日体重1 kgあたり5 gである.
16 抗酸化作用のある代表的なビタミンはビタミンDである.
17 運動時のエネルギー代謝を助けるビタミンはビタミンCである.
18 試合前に少しでも多くのグリコーゲンを筋肉に貯蔵するための食事法はマクロビオティック食事法である.
19 運動直前に高炭水化物食を摂った場合に起こるリスクの高いものはインスリンショックである.
20 運動後すぐの補食で必要とされるおもな栄養素は炭水化物とたんぱく質である.
21 運動前後の体重差が5%以上であると熱中症のリスクが高まる.
22 アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の違いはクエン酸の濃度である.
23 サプリメントは積極的な摂取が勧められる.
24 「健康づくりのための身体活動基準2013」の特徴は,身体活動を「生活活動」と「運動」として捉えていることである.
25 「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」のキーワードは健康寿命の延伸である.