臨床栄養学14[14]

1 摂食嚥下の5相において,咀嚼は「口腔期」にあたる.
2 摂食嚥下障害の徴候として「食事時間の短縮」がある.
3 改訂水飲みテストでは冷水20mLを用いて行う.
4 摂食嚥下訓練の1つとして行う口唇マッサージは,直接訓練に当たる.
5 食品の形を残したまま柔らかくする方法に凍結酵素含浸法などがある.
6 粘度の低いものは誤嚥を誘発しやすい.
7 コレシストキニンは一過性に下部食道括約筋を弛緩させる働きがあるため,高糖質食は胃食道逆流症の一因となる.
8 消化管通過障害の原因疾患の1つに食道アラカシアがある.
9 身体障害には,視覚障害,聴覚あるいは平衡機能の障害,内部障害などがあるが,その中で,肢体不自由が最も多く,全体の約55%を占める.
10 母親が妊娠中に風疹に罹患することは知的障害の原因になりうる.
11 褥瘡の栄養管理では,たんぱく質摂取量は推定平均必要量とする.
12 誤嚥患者におけるモニタリング指標の1つに,血清アルブミン値がある.
13 誤嚥を予防するためには,摂食時に顎を挙上した姿勢を避ける.
14 褥瘡の予防では,体位変換が有効である.
15 骨粗鬆症の予防には,リンを多く含む食品を摂取する.
16 フレイルティ(虚弱)の予防は,徐脂肪体重を減少させることである.
17 尿失禁は,脱水症の原因となる.