給食経営管理論10 [10]

1 危機管理対策として,事故を回避するため,インシデント管理を実施する.
2 給食施設の事故・災害に対する備えとして,平常時から対応マニュアルの整備や非常訓練を積んでおく.
3 業務中において事故にまで至らなかった事項については報告しなくてよい.
4 食中毒患者を確認した医師は,48時間以内に最寄りの保健所へ届け出る.
5 食中毒が発生した場合,保健所への提出書類として食中毒発生前3日分の献立表を準備する.
6 給食施設の危機管理対策として,給食の中止を想定したマニュアルの作成が必要となる.
7 事故・災害時の対策として,調理従事者の事故を防止するために調理業務を委託化する.
8 備蓄食品の確保方法として,日常的に備蓄食品を消費し,消費した分を補充して備蓄するローリングストックの方法がある
9 非常時の備蓄として,非常用飲料水は,1人当たり1日約l Lを準備する.
10 非常時の献立内容は,担当部門以外の職員にもわかるようにしておく.
11 災害時の備蓄食品は,最低限1食分とする.
12 災害時,常食で対応できない利用者の食事は,救援物質で対応する.
13 災害時の備蓄食品は,個別包装が適している.
14 災害時の備蓄食品は,通常献立にも使用する.
15 非常時の献立は不足しやすい副菜を中心に備える.
16 給食施設における事故対策の危機管理として,設備機器の点検項目チェックシートを作成する.
17 危機管理対策として,断水に備え,使い捨ての食器を準備しておく.
18 備蓄食品は,災害時に取り出しやすい場所に分散して保管する.
19 災害時の医療救護活動の拠点となる災害拠点病院は,すべての都道府県には設置されていない.
20 事故に対して,個人の責任を追及することが第一優先となる.