ステップアップ 栄養・健康科学シリーズ
スポーツ栄養学[4]
1 社会・環境と健康
2 生化学
3 解剖生理学
4 食品学Ⅰ
5 食品学Ⅱ
6 食品加工学
7 調理学
8 食品衛生学
9 基礎栄養学
10 応用栄養学 第2版
11 栄養教育論
12 臨床栄養学
13 公衆栄養学
14 給食経営管理論
15 スポーツ栄養学
1
グルコースは細胞質においてピルビン酸にまで分解され,脂肪酸とともにミトコンドリアにおいてTCA回路で二酸化炭素と水にまで分解される.
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2
グルコースが細胞内に取り込まれる際にはグルコース輸送体(glucose transporter)を必要とする.
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3
糖質または脂質のいずれが燃焼しても,酸素1Lあたり約5 kcalのエネルギーが発生することから,酸素摂取量を測定することによりエネルギー消費量を推測できる.
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4
軽度の持久的運動ではエネルギー源として脂質の寄与率が大きいが,運動強度が増大すると糖質の寄与率が増加する.
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5
生活活動強度の指標となるメッツは,身体活動中の酸素消費量が基礎代謝量の何倍であるかで示されている.したがって1メッツは基礎代謝量に相当する.
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6
1メッツの身体活動は体重1kgあたり3.5 mL/分の酸素消費量であり,エネルギー消費量としては1.0 kcal/kg/時に相当する.そこで体重60 kgの人が2メッツの運動を1時間行ったときのエネルギー消費量は120 kcalとなる.
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7
スポーツにおけるエネルギー供給系としては,ハイパワーのATP-CP系,ミドルパワーの乳酸性機構または乳酸性機構+有酸素系,およびローパワーの有酸素系に分類することができる.
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