ステップアップ 栄養・健康科学シリーズ
栄養教育論 3
1 社会・環境と健康
2 生化学
3 解剖生理学
4 食品学Ⅰ
5 食品学Ⅱ
6 食品加工学
7 調理学
8 食品衛生学
9 基礎栄養学
10 応用栄養学 第2版
11 栄養教育論
12 臨床栄養学
13 公衆栄養学
14 給食経営管理論
15 スポーツ栄養学
1
栄養教育とは,学習者がよりよい食習慣を獲得できるように,管理栄養士・栄養士が主導権を持ち,学習者の栄養・健康上の問題点を見つけ,目標設定などを行う教育のことである.
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2
栄養・健康上の問題を引き起こす要因は,心理状況・環境など複雑かつ多岐にわたるため,学習者自らが目標を自己決定しても,行動変容は容易ではない.
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3
栄養教育は,学習者の食習慣に一時的でも変化を与えられた場合,教育を修了してもよい.
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4
栄養教育の対象は,学習者本人のみである.
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5
栄養教育マネジメントサイクル(PDCAサイクル)において,Plan(計画)は目標設定から出発する.
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6
学習者の把握(アセスメント)は,健康・栄養状態の確認のみ行い,その他の情報は不要である.
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7
栄養教育の目標設定では,問題が複数ある場合,問題の優先順位を決めることが大事であるが,その決定は学習者自らが好きに決定してよい.
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8
学習者の行動変容に関する動機づけが十分にできていないと,栄養教育の成果は得られない.
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9
栄養教育は,実施される場所,学習者の健康状態などによって,アセスメント項目や栄養教育の内容は異なる.
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10
栄養教育計画は,6W1H1Bの構成要素に基づき立案する.
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11
栄養教育の評価項目は,計画段階で決めておかなくてもよい.
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12
評価結果は,アセスメント,計画,実施の各プロセスにフィードバックする.
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13
栄養教育内容や方法,計画に沿った教育を実施できたか,など「教育の有効性」に関する評価は,企画評価である.
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14
教育者と学習者の信頼関係の構築に,カウンセリングの知識や技術は有効である.
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15
栄養教育の成果は,他職種との連携なくして得られない.
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答え合わせ
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