栄養教育論 2

1 オペラント行動とは、特定の刺激に強く結びついて起きる行動である.
2 ヘルスビリーフモデルでは、疾病に対する対象者の認知を、「罹患性の認知」と「重大性の認知」で分析する.
3 トランスセオレティカルモデルでは、人の行動変化は、6つの段階を経て達成されると考えられている.
4 トランスセオレティカルモデルでは、関心期の対象者には、行動変容ができるように家族にサポートを頼むという働きかけが有効であると考えられる.
5 トランスセオレティカルモデルでは、行動変容段階が進むと、自己効力感(セルフ・エフィカシー)も高まると考える.
6 「運動のメリットとデメリットは、どちらを強く感じるか」という質問で、運動実施に対する意思決定バランスを把握することができる.
7 計画的行動理論の「主観的規範」とは、他者の期待を感じ、その期待に応えようとする気持である.
8 社会的認知理論の主な概念は、「相互決定主義」「結果期待」「罹患性の認識」「観察学習」「自己効力感」である.
9 社会的認知理論の「観察学習」とは、自己の行動を観察し記録することである.
10 朝食を食べることの栄養教育において、「大丈夫。あなたならできる。」と励ますことは自己効力感を高めることになる.
11 食事の摂り方について改善点を指摘することは、情報的サポートである.
12 マーケティングのプロダクトとは採用してもらいたい行動や提案のことである.
13 生態学モデルは単層レベルの影響を受ける.
14 「刺激統制」とは、刺激が加わったときの反応(行動)を変えることである.
15 「社会技術訓練」とは、身近な人の協力を得ることをいう.
16 不適応な認知を思い浮かべたときに、適応な認知を言い聞かせる練習をすることを、「認知再構成法」という.
17 ストレッサーに対する考え方を変える対処法を、問題焦点コーピングという.
18 栄養カウンセリングにおいて、共感的理解とは、対象者の話に対し「私もそう思う」と感じたことを伝えることである.
19 ソーシャルキャピタルが醸成した地域では、健康観や幸福感が高いと考えられる.
20 小売店が、食事バランスガイドのサービング数を示して、主食・主菜・副菜のそろった弁当を販売することは、食物へのアクセスと情報へのアクセスの統合である.